今やテレワークも普通の時代になってきましたね。私も自宅で作業することが増えてきましたが、自宅で作業する際に気になるのが家族の生活音。集中して作業したいときにテレビや掃除機の音などが聞こえてくると集中できませんよね。
そこで活躍するのがノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンやヘッドホン。AppleのAirpodsの人気でかなり普及しているように思います。
しかしノイズキャンセリング機能付きのイヤホンにも1つ問題があります。テレワーク中は会社からの急な連絡等は電話で受けることになると思います。その際にワイヤレスイヤホンPCとペアリングし、例えば集中するためにYoutubeで波の音などの作業用BGMを流してノイズキャンセリング機能をONにしていると、電話に気付かないことがあります。
そこで私が使用しているワイヤレスイヤホンはというと、
JabraのElite Active 75tです。
※ちなみにこちらはAmazonアウトレットで購入しました。
Jabraって?
日本ではあまり聞かないかもしれませんが、JabraはデンマークのGNグループのオーディオブランドです。GNグループでは補聴器やコールセンターなどで使用するヘッドセット等を取り扱っているため、イヤホンの装着感や音の聞こえ方に対するノウハウを十分に生かした製品を提供している会社といえます。
ノイズキャンセリング中でも着信を逃さない
私が使用している「Elite Active 75t」は、発売当初はノイズキャンセリング機能は搭載されていませんでしたが、ファームウェアのアップデートによりノイズキャンセリング機能が追加されています。ノイズキャンセリング機能を使用するのはこれが初めてですが、家の中や外からの環境音(足音や車の走行音等)は十分に消し去ってくれます(さすがに隣で話をする声などはある程度聞こえますが・・・)。
また、「Elite Active 75t」をはじめとするJabraのワイヤレスイヤホンには、他のメーカーと違う点があります。それは「2台の機器と同時に接続が可能」という点です。
具体的には、パソコンとスマートフォンを同時にペアリング、接続することができます。
上の例では、Windowパソコンとスマートフォン同時に接続しています。どちらも「接続済み」になっていますね。
この利点として、
PCの音源をイヤホンから流している際に電話の着信があると、PCの音源が中断され、イヤホンから電話の着信音が流れてくる。
という点があります。このため、大事な電話の着信を逃すことを回避することができます。
「Elite 85t」との違いは?
現在は最新モデルの「Elite 85t」が発売されています。もちろんこの機種でもノイズキャンセリング機能や2台同時接続が可能です。「Elite Active 75t」との主な違いは以下の通りです。
項目 | Elite Active 75t | Elite 85t |
---|---|---|
スピーカーサイズ | 6 mm | 12 mm |
マイク数 | 4 個 | 6 個 |
ノイズキャンセリング | 4 個のマイクのうち 2 個を使用 | 6 個のマイクのうち 4 個を使用 |
対応コーデック | SBC、AAC | SBC、AAC |
防塵・防滴 | IP57 | IPX4 |
本体サイズ | 21.9 x 19.4 x 16.2 mm | 23.1 x 19 x 16.2 mm |
充電ケースサイズ | 62.4 x 37.8 x 27.0 mm | 64.8 x 41.1 x 28.5 mm |
重量(充電ケース) | 35.4 g | 45.1 g |
重量(本体) | 5.5 g | 7 g |
ワイヤレス充電 | 一部対応 ※本体色により異なる | 対応 |
バッテリー持続時間 ※ノイズキャンセリングON時 | 最大 24 時間 ※本体 5.5 時間、充電ケース 18.5 時間 | 最長 25 時間 ※本体 5.5 時間、充電ケース 19.5 時間 |
バッテリー持続時間 ※ノイズキャンセリングOFF時 | 最大 28 時間 ※本体 7.5 時間、充電ケース 20.5 時間 | 最大 31 時間 ※本体 7 時間、充電ケース 24 時間 |
ペアリング可能数 | 8 台 | 8 台 |
同時接続可能数 | 2 台 | 2 台 |
「Elite 85t」ではノイズキャンセリングに使用するマイクの数が増えているため、よりノイズキャンセリングの制度が向上していることが期待できます。また、本体やケースのサイズが大きくなる代わりにバッテリーの持続時間が増えているため、外出時なども安心できますね。
「Elite Active 75t」では防滴だけでなく、防塵にも対応しています。ランニングなどで使用する場合はこちらのほうが良いのかもしれません。
最新モデルが発売され、Elite Active 75tも購入しやすい値段になってきています。テレワークの際に使用してみてはどうでしょうか。