ここ数日の間、あまりの大幅な値引きよりChromebook使いの方々の間で話題となっていたhp社製Chromebook「x360 13c」ですが、私も最初にChromebookを購入する際、検討していた機種の1つとなります。当時は初めてのChromebookの検討で、ChromebookとしてはハイスペックかつLTE搭載ということもあり、結局他の機種を購入したところです。
ところがここ数日の間、楽天や公式通販出の相次ぐ大幅な値引きを目にし、もともと欲しかった機種ということもあり、ついポチってしまいました。私が購入したのは楽天の方ですが、その後更に公式通販で値引きとなったのが少し悔しいですが・・・ポイントも考慮すればそれほど変わらないでしょう。

移行の手軽さに感動!
最初に購入したChromebookはLenovoのIdeapad Duetです。初めてのChromebookでしたがWebブラウジングや電子書籍の閲覧などには特に不満はありません。ただ10.1インチと小型なため、必然的にキーボードのキーサイズやピッチは小さくなってしまいます。このため文章の入力にはあまり向いていないな、と思っていました。

そこで今回購入した「x360 13c」へ初めて移行を行いましたが、電源を投入、Wi-Fiの設定からものの数分で立ち上がり、インストールしたAndroidアプリやPWAも自動的にインストールされています。デバイス本体に保存してあったファイルまでは移行できませんが、移行の手軽さには驚きました。必要なファイル類もGoogle Drive上に保管しておけば、移行については本当に手間いらずになります。
私はこの他にWindowsデスクトップも所有していますが、Windows機は大事なデータの保管用、通常使用するのはChromebookというように使い分けるのがベストかな、と思いました。
x360 13cを使ってみて
しばらく使用してみてのファーストインプレッションです。
- ストレスのない操作感
- 高級感のあるアルミボディ
- 広く使いやすいタッチパッド
- 激速な指紋認証
- 公式に4キャリア対応のLTEサポート(手持ちのdocomo SIMは問題なく接続可)
- 米国軍堅牢性規格のMIL-STD 810Gに関するテストを19項目クリアした堅牢性
- Sure View(覗き見防止機能」による画面の見づらさ
- HDMIポートがない
といったところです。あまり欠点がないようですが、覗き見防止機能である「Sure View」については、機能をOFFにした状態でも靄がかかったような、文字の輪郭がぼやけたような状態になります。このあたりは人によっては許容できないこともあるかもしれません。
また、自宅作業時は基本的に外付けモニターを接続して作業していますが、現在使用しているモニターはHDMI、DV-I、D-Subのみとなっているため、できればHDMIポートがあれば良かったかなと思いました(こうなるとUSB-CかつPD対応のディスプレイがほしくなってきますね)。
基本スペックも非常に高い端末ですので、長くつかえる満足度の高い端末だと思いました。