先日購入した「hp Chromebook x360 13c」ですが、Wi-Fi通信のみではなく、大手4キャリアに対応した4G-LTE通信も可能となっています。最近では出先でもWi-Fi環境が使用できるところも多くなってきましたが、Wi-Fiを使いたいときに限って見つからない、というのはよくあること。せっかくなのでx360 13cでのLTE通信を試してみようと思います。
使用回線の想定
現在のモバイル回線の契約は以下の2つとなっています。
上記をふまえて、x360 13c 用の回線として検討したのは以下の3パターンとなります。
- 1. NTT docomoのデータプラス
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NTT docomoでは、主回線に追加でデータ通信用のsimを1つ追加する「データプラス」というオプションがあります。これは主回線のデータ容量をシェアして使うことができます(ギガライトならギガライトの通信量上限までは高速通信が可能)。なお、料金は月額1,100円(税込み)となります。
x360 13cでも頻繁にモバイル通信を行うとなると、主回線がギガライトでは心もとないため、ギガホへの契約変更も視野に入ってきます。
- 2. Rakuten HandのeSIMをnanoSIMに変更
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現在サブとして使用しているRakuten Handですが、こちらはeSIM専用機となっているため、物理的なSIMがありません。こちらを物理SIMに変更して使用します。プランはUN-LIMIT Ⅵのままですので1GB/月までは無料となります。
ただしこの場合、Rakuten HandがWi-Fiでしか使用できなくなります。
- 3. あらたな回線を契約
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x360 13c用にあらたな回線を契約します(格安SIM)を想定。
x360 13c用回線を楽天モバイルに決定
上記の3パターンについての検討結果は以下の通りとなりました。
- 新たな回線契約は、料金プランが安いものを選定すればそれほど負担にもならないが、回線契約を無駄に増やしたくはない。
- データプラスを使用して主回線の通信量をシェアするのも良いが、使わなくても固定費として1,100円/月かかってしまう。
- サブ機として使用しているRakuten Handについては、使用頻度がそれほど高くない
以上より、Android端末が無くなってしまうのはもったいない気もしましたが、Rakuten Handで使用している楽天モバイル回線を使用することにしました。
Rakuten HandのeSIMからnanoSIMへの変更手続き
それではさっそくRakuten Handで使用しているeSIMをnanoSIMへ変更する手続きを行っていきます。手続き自体はスマートフォンアプリ「my 楽天モバイル」から簡単に行うことができました(なお、今回はiPhoneにインストールしたアプリから手続きをしています)。
以上でSIM交換の申し込みは完了となります。到着までしばらく待ちます。
SIMの到着~開通手続き
SIMの交換申し込みの翌々日、楽天モバイルより新しいSIMが送られてきました。送付物は以下の通り、送付票やマニュアルといったものは一切ありません。そもそも自分で調べればよいわけですから、こうした対応には清々しさを感じます。
それでは開通手続きをしていきます。
無事にx360 13cでLTE通信が開通
以上、楽天モバイルのeSIMからnanoSIMへSIMの交換手続きを行い、x360 13cでのLTE通信が無事に開通しました。
SIMの交換手続きも今回初めて行いましたが、
と非常に好印象でした。
x360 13cはLTE通信はもちろん、のぞき見防止機能(SureView)といったセキュリティ面が充実した端末ですので、次回は外出先で使用してみたいと思います。